
みなさんこんにちは。株式会社Spirale(スピラーレ)です。
今回はGoogleが新型コロナ対策として発表をした「Google meet無償提供」並びに「G suite利用者のプレミアム機能無償開放」についてご説明します。無料版と有料版の違い、開放されたプレミアム機能一覧がお分かりいただけます。
GsuiteやGoogle meetが分からない方は以下をご覧ください。
Googleからの発表まとめ
4月以降、コロナウイルス対策として大きく以下3点発表がありました。
Google、新型コロナ対策として全「G Suite」で250人ビデオ会議機能などを無料提供
Google、Web会議サービス「Meet」のプレミアム機能無料化期間を9月末まで延長
上記から分かることは
- 従来であればmeetによる会議の設定は有料(Gsuiteの契約が必要)だったが、無料で利用可能になった
- Gsuiteのプランによって制限されていたプレミアム機能が、プランの種類に関わらず利用可能になった
- 9/30までにこれらの機能の開放が終わるものと継続するものがある
の3点です。
参考:Googleからの公式メッセージGoogle Meet を、すべての人に
無料版と有料版、プレミアム機能の具体的な違い
とは言っても、なかなか理解しづらい・・・というわけで表を準備いたしました。

今回Googleが発表したGoogle meetの無償提供そのものは「Google meet無料版」として9/30以降も引き続き利用可能です。しかし、最大接続時間は9/30以降1時間に制限されます。
また、プレミアム機能はGsuiteの全てのプラン内で以下3点が9/30まで開放されます。
- 最大参加数上限を250人に引き上げ
- ドメイン内で最大10万人に配信できるライブストリーミング
- 録画・チャット記録をGoogleドライブへ自動保存
Gsuiteさえ登録していれば、ひとまず無双状態と言えるでしょう。
とは言え、無料版Google meetで利用できる機能は申し分ありません。というよりも、一般的な会議であれば無料版で十分です。
無料版と有料版の表示画面の違い
さらに詳しくGoogle meet無料版と有料版の違いを画面を元にご説明します。


上記を見ていただくと、比較表にも明記した通り「ミーティングの録画」機能が無料版にはありません。次に、ミーティングの詳細をクリックしてみます。


上記を確認すると、ダイヤルインの番号が無料版には表示されていません。これは、パソコンの接続状態が悪かったりスピーカー機能が無かったりなど音声環境が整っていない場合に、スマホで音声のみ代用ができる機能です。詳しくはこちら
とは言え、最近のPCではほぼカメラ・音声機能双方が備わっていますし、そこまで大きな問題ではないでしょう。
以上が画面上での違いです。画面上で分からない点としては、最大参加人数が100人と250人である点、ライブストリーミングができない点です。
無料版でも、有料版と同じようにビデオ通話機能からチャット機能、画面共有機能等利用が可能です。個人利用に関して言えば、制限時間が60分になることを除けば9/30以降でも無料版のGoogle meetで事足りそうですね。
最後に
とは言え、企業様においては組織的に利用したい・録画機能を活用したいなど様々なご要望がおありかと思います。
組織的に利用する場合、Googleカレンダーから組織内の方の日程予約とmeet設定、案内が同時に行えます。したがってわざわざメールやチャットでmeetのURLを案内する必要がなく、入室時の承認作業も不要です。
また、社内でのみ利用したい・一部機能を制限したい・組織外の参加を禁止したいなどの細かい設定も、Gsuiteであれば管理コンソール画面で可能です。
企業内での利用においては、セキュリティ対策等も含めGsuiteの利用が望ましいですね。
弊社株式会社Spirale(スピラーレ)では業務フローをお聞かせいただきながらGsuiteの導入・運用提案を行っています。
テレワークを導入したいけどどうしていいか分からない、社員の方が利用できるか不安、といったお困りごとがあればぜひご相談ください。Gsuiteの利用方法研修等も可能です。ご連絡お待ちしております。